Jetson Orin Nanoは初回起動時にOEMセットアップ(ユーザー作成・ロケール設定)が必要ですが、モニタとキーボードを用意しなくてもUSBケーブル1本で完了できます。

手順の要点

  1. SDカードにJetPackイメージを書き込み、Jetsonに挿入する
  2. JetsonのUSB-CポートとPCをケーブルで接続して電源を入れる
  3. JetsonはUSBデバイスモードで 192.168.55.1 として見える(PC側は 192.168.55.100 が割り当てられる)
  4. シリアルコンソール(/dev/ttyACM0、Windowsでは COMポート・115200bps)に接続するとOEMセットアップ画面が表示される
  5. 画面の指示に従いユーザーを作成すれば、以後は ssh <user>@192.168.55.1 で入れる

よくあるハマりどころ

  • COMポートが見えない: データ通信非対応の充電専用USBケーブルを使っているケースが多い。ケーブルを替えると解決することがほとんど
  • セットアップ画面が出ない: 起動完了まで1〜2分かかる。シリアル接続してからリセットをかけると確実
  • sshが拒否される: OEMセットアップ完了前はsshdが起動していない。先にシリアル側でセットアップを終わらせる

実測ベンチマークの対象機材としても使うため、初期設定の再現性はこのサイトの計測の前提になっています。